静岡の知られざるお土産3選

コラム

静岡といえば、うなぎパイを思い浮かべる人が多いと思います。でも、知られざる逸品はもっといっぱいあるのです。こんかいは地元民しか知らないかもしれないディープなお土産を3つご紹介します。

 


法多山のだんご

静岡県袋井市にある真言宗のお寺です。厄難消除の御利益のあるこのお寺は、お正月には多くの参拝客でにぎわいます。

このお寺にはかつてだんご小屋がたくさんあり、参拝客にそれぞれのだんごを提供していました。現代では、法多山だんご組合を設立してお寺の境内でだんごを販売しています。

5本の串が刺さったふわふわのお餅に、照りのあるあんこがどっさり乗っています。境内の緑を楽しみながらだんごとお茶を楽しんだり、お土産にして持ち帰ったりできます。遠方からもだんごを楽しみでお参りする人が後を絶ちません。

パッケージにはかつてのだんご小屋の様子が描かれていて、レトロな印象も好評です。

6カサ入りひと箱600円、12カサ入りひと箱1,200円でお持ち帰りできます。
(1カサに5本の棒が付いていて、切り離していただきます)

粟餅(あわもち)

静岡県磐田市では9月に裸祭りが行われます。(2020年、2021年は中止)この祭りは日本の重要無形文化財とされています。腰みのをまいた上半身裸の男性が夜中に街中を疾走するのですが圧巻です。

その祭りの前後には市内6店の和菓子屋さんで粟餅が並びます。粟でできた餅をきめの細かいこしあんで包んでいます。見た目は伊勢の赤福にも似ていますが、粟の食感がとてもやさしく口の中でほどけます。

地元の方々はこの期間中にはたくさんの粟餅を買って祭りを楽しんでいます。

梅衣(うめごろも)

静岡県森町、掛川市の名産品です。あんこのお餅を塩漬けした梅の葉でくるんでいます。これがまた絶品です。

梅の葉の塩気とあんこの甘みが絶妙な味を醸し出しています。この地域に行ったらぜひとも試してもらいたい一品です。

ディープな静岡県は魅力が満載

静岡県は東は神奈川県に接し、西は愛知県と接し、東西に長い地形をしています。そして、北には富士山、南は太平洋があり、海のものも山のものも豊富です。

そのため、ほかの地域の方には珍しい品が豊富にあります。今の時期は自由に旅行はできませんが、取り寄せたりして楽しめるものも多くあると思います。

自宅でこういった情報をもとに気に入った品を取り寄せて楽しむのもまた一興ですよね。

ではまた!

参考資料

厄除団子(法多山尊永寺HP)https://www.hattasan.or.jp/dango/

裸祭りの概要(見付天神裸祭り保存会)https://hadakamatsuri.jp/gaiyo/index.html

梅衣(静岡新聞NETdeびぶれ)http://www.vivere.jp/gourmet/2016/10/post-107.html

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