学生時代には、なんの脈絡もないものを記憶することをなんなくやったこともありました。でも、今の私には到底できません。
でも、司法書士試験に合格するには莫大な量を一度に正確に暗記しなくてはなりません。ではどうしたらいいの?ということで今回は勉強方法について私の考えを綴ります。
取りたい資格に近い仕事をする
状況によっては少し難しいですが、勉強をしている内容に近い仕事をしていると、それに近いことを実務で行うことができます。これって記憶の定着には一番ですよね。
司法書士を目指しているなら、司法書士事務所の補助者などがとてもいいと思います。真剣に司法書士になりたい人なら思い切ってその道に進むのも手ですよね。
私も法を扱う事務所に在籍しているので、司法書士試験の勉強には大変役立っています。実際にいろいろなケースの登記簿謄本をみる機会も多いので、とても勉強になります。
その他にも、自分がしていることや周りの人の体験談を覚えたいことと結び付けて考えたりすることも記憶の定着には有効に感じます。例えば、登記を自分で申請してみるなどという方法です。
私も一度自分の登記を司法書士に委任しないで申請したことがあります。これは、本当に勉強になりました。
申請先の法務局の登記官も本人申請ということで、とても親切に教えてくださいました。この体験で登記の知識がものすごく定着しました。
覚えたいことをいろんな角度から見る
試験対策として、テキストを丸暗記することは私には到底できません。そこで考えたのが、「事例を通していろいろな角度から問題を見てみる」という方法でした。
例えば、会社について検討する場合に、会社と株主、債権者では全く会社に対する見方が違ってきます。それぞれの側に立って検討してみると、見える問題点や解決方法はぜんぜんちがうことがわかります。
手間はかかりますが、それをし続けていると、複雑な権利関係が整理してみることができるようになりました。
学んだことを誰かに教える
勉強をして学んだことを誰かに教えることも記憶の定着にとても良いそうです。これは大学受験の勉強をしていた息子より教えてもらった方法です。
人に分かるように説明をすることで、自分の中で漠然としていた内容がしっかり整理されます。
司法書士試験の一番の勉強方法とは
それ以外にも、司法書士試験についての勉強方法について書かれているものをいろいろ参考にさせていただいています。中には六法の条文を暗記している素晴らしい方もいらっしゃいます。
私もいろいろな勉強方法を取り入れさせていただいています。そうして勉強量が増えていけば、おのずと自分に合った学習方法って身についてくるもののように思います。
私の場合には条文を丸暗記できるタイプではないため、今回のような記憶を定着させる方法で続けていこうと思っています。今回ご紹介したのは以下の通りです。
- 実務で経験をする
- 学びたいことをいろいろな角度から見る
- 人に教える
今後、これだっ!と思うような方法を見つけたら、またご報告しますね。
ではまた!
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