トイレ掃除と私

数年前に「人生がときめく片付けの魔法」という本がベストセラーになりましたが、トイレ掃除って取り掛かるまでなかなかやる気になれません。でも、掃除し始めてきれいになると、何とも言えない爽快感があります。

以前にトイレの神様という歌がヒットしました。おばあちゃんがトイレには神様がいてトイレをきれいにすると美人になれるんだよと教えてくれた…というような歌詞でした。

また、我が家に近所にあるお寺ではトイレの真ん中に烏枢沙摩明王という仏さまを祀っています。まさしくトイレの仏さまです。トイレに祀られている烏枢沙摩明王は不浄を焼き尽くす仏様なんだそうです。

トイレには神様や仏様がいる…私も小さいころからそう思ってきました。それって、昔からトイレって人間にとっていかに大切なものであったかという証拠ですよね。確かに、トイレって人の健康と関係が深いですもんね。

朝に便がすっきり出たりすると、今日もいい一日になりそうって思います。でも、便意があるのになかなかでないと出るまでそわそわ落ち着かない気持ちになります。

また、体調が悪い時って、近くにトイレがないと不安なことありませんか。そして、トイレで体の不調がわかる時もありますよね。

感染症が流行をすると、感染症の予防のためにトイレをきれいに掃除する必要があります。

トイレをきれいにすることが家族やトイレを利用する人の健康を維持していくためにはとても大切なことなんですよね。改めてトイレの偉大さを感じます。

不浄は物質的なものだけでなく、心の不浄もその一つです。確かに、なぜだかトイレを掃除していると、自分の心に向き合える気がします。いろんな出来事が頭の中に浮かんできて、時には抱えている問題の解決方法がひらめくときもあります。

トイレ掃除は私にとってトイレをきれいにするだけではなくて、自分の気持ちを整理する時間でもあります。

やっぱりトイレの存在は人にとってとても大事なものなんですね。それは健康にとっても心の健康にとっても。今回は以下のようなお話をしました。

トイレをきれいにして今日も心と体の健康を保ちましょう。

ではまた！

参考文献：人生がときめく片付けの魔法　近藤麻理恵著　サンマーク出版