シンプルが一番

コラム

断捨離という言葉が浸透したのはいつ頃だったでしょうか。今では誰もが知っている言葉になりました。

自分の心の中もしかり。

シンプルに考えることこそ、生きやすい人生へのヒントなのかなと考え始めています。

2021年を振り返る

2020年から2021年はコロナ禍といわれ、世界中の人がいろいろな制限をうけて生活を強いられました。

振り返ってみると、いままで当たり前のようにあった私の人間関係は、必要ないものとそうでないものがはっきりしました。あまりに要らないものが多く切り離されたために、心に隙間ができて、理由もなくさみしい気持ちになったこともありました。

しかし、必要ないものを排除しても、周りから非難されることが少なくなりました。

いまこそシンプルに生きる人生へシフトするタイミングなんだと思います。

2022年からシンプルな人生を続けるためには

これからいろいろな意味で、社会も人間も動き出すことになりそうですが、シンプルって何かをわかった私としては、「もとの生活に戻す」というのはちょっと違うと思います。

「生活を再開させつつ、進化する」

これがこれからを生きていく指針だなと考えています。

新しいものをただただ取り入れるのではなくて、古いものを一つ捨て、新しいものを一つ取り入れるのがベストだと思います。

クローゼットの洋服を捨てずに新しい洋服ばかりをふやしては、いつかいっぱいになり、何が入っているのか分からなくなってしまいます。

頭の中や人間関係も同じことなのではと思うのです。

なので、物も頭の中も、人間関係も同じようにシンプルに整理することを心掛けたい。

頭の中はごちゃごちゃ考えない。核になることは何か。何のために考えているのか。問い、考えを進めていくのです。人間関係もそうです。どうしても他の人の言葉が気になり、ぐちゃぐちゃになってしまったときこそ、誰が大切なのか。大切にしたいのか。それにはどのように行動するのか。

そういったベースをしっかり自分に問いかけ、行動します。

シンプルが自分にいちばんやさしい

シンプルを心がげることは、自分を酷使することなく、大切なもの、人を守ることができ、何より自分に一番やさしい。じぶんを大切にできる術であると思います。

あなたは、この2年間を振り返り、思うことはありましたか?

2021年もありがとうございました。2022年もよろしくお願いします。

ではまた

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